梅雨の時期から夏にかけては、細菌による食中毒に特に注意が必要です。暖かく湿気が多いこの時期は、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になるためです。なかでも特に注意したいのが、牛肉や鶏肉などに付着する「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」や「カンピロバクター」などで、抵抗力の弱い子どもや妊婦、高齢者は重い症状になりやすいです。
これらの細菌は、家畜の腸にいるので、食肉に付着する菌をゼロにすることは非常に困難です。ただ、これらの細菌は熱に弱いのです。飲食店などで食べるときには、生肉や肉を生焼けで食べることは、なるべく避けた方が安全です。また、焼肉やバーベキュー等、自分で焼く場合も、十分加熱し、生焼けのまま食ないようにしましょう。 by O
2014/07/17