お知らせ

外務省は14日、在外公館などが平成26年中に対応した事故、災害、犯罪などをまとめた「海外邦人援護統計」を公表した。総援護件数は前年比1.84%増の1万8123件で過去10年間で2番目に多く、総援護人数は同約5%増の2万724人で最多となった

犯罪被害は前年よりも313件少ない5040件。そのうち最も多いのは窃盗被害の4104件、次いで詐欺被害、強盗被害となっている。

事故・災害は194件で、そのうち約6割は交通機関事故で交通事故が109件と最も多かった。レジャー・スポーツ事故は43件で内訳は水難事故18件、登山事故9件、スポーツ事故8件となっている。

死亡者数は522人で過去10年間で3番目に少なかった。傷病による死亡が405人で最も多く、全死亡者の約8割を占めた。

ところで、年末年始も近づき、JTBの発表では、2015年12月23日~2016年1月3日の12日間に海外旅行に出かける人は、62万8000人としている。

外務省ではこの時期の安全対策のためのお知らせのなかで、特にテロ・感染症・麻薬犯罪等対策と「たびレジ」による緊急連絡先登録のお願いをしている。

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[そしてお忘れなく、海外旅行保険]
国や地域によっては,突然事故に遭い,また病気や怪我をして病院に搬送されても,実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと,診察や治療が受けられない(断られる)ことや,治療費が支払われないと退院を認めないことがあります。また医療水準や衛生事情により,その国では必要な治療が受けられず,他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。当然のことながら保険に入っていないと,時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので,万が一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておかれることをお勧めします。

by O

2015/12/15
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