4月も、後半となりそろそろゴールデンウィーク の天気も気になります。晴天を願いたい時期ですが、統計によると 3月が台風1号の発生が最も多い月ということです。
気象庁では毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号とし、 以後台風の発生順に番号をつけています。なお、一度発生した台風が 衰えて「熱帯低気圧」になった後で再び発達して台風になった場合は 同じ番号を付けます。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋 または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である 台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、 北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いら れている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前 が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用 いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は 25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした 台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に 使用しないように変更することがあります。また、発達した熱帯低気圧が東経 180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風 になった場合には、各領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前を 継続して使用します。 出典:気象庁ホームページ(http://www.jma.go.jp) by O
2017/04/24