ここ数日関東では地震が頻発しています。テレビでは大規模地震の予兆か・・との報道も見受けますが、これを機に改めて【備え】について考えてみたいと思います。
【1】家具の置き方には工夫が重要です。家具は寝室や出口近くにはできるだけ置かず、置く場合には背の低い物や固定をしましよう。家具は必ず倒れるものと認識しましょう。また手の届く所にスリッパやホイッスルを準備しておくと安心です。
【2】食料や飲料水の備蓄は最低3日分×人数分が必要です。できれば7日分~10日分の備蓄をしましょう。既に備えのある方は賞味期限の確認をしましょう。また生活必需品の確認も大切です。トイレットペーパー、ウエットティッシュ、カセットコンロ、マッチ、ろうそく、女性の方は生理用品、小さな子供やお年寄りは紙おむつ、等家族構成によって必要な物は様々です。
【3】非常用持ち出し袋の準備はできていますか。懐中電灯、充電器、マスク、軍手、貴重品、下着、飲料水・食料、救急用品、お薬手帳など。荷物は多くなりがちですが最小限の必需品をリュックなどに入れ両手を空けるようにしましょう。
【4】家族の安否確認の方法は決まっていますか?【災害伝言ダイヤル】は局番なしの「171」です。ただ、相手や自分の電話番号が必要です。最近は携帯機能のアドレス帳に登録している事が一般的です。記憶している場合は良いのですが念のため紙に記録して保管していると安心です。
【5】避難場所や避難経路は確認していますか?災害はいつ起こるか分かりません。自宅に居る時に被災した場合、勤務先・学校で被災した場合、また別の場所で被災した場合・・一時避難場所はその時々で違う事が想定されます。今のうちに正確な情報を収集して備え、それらを家族で共有しておくと安否確認の際にも役にたつでしょう。
【まとめ】
災害はいつ起こるかわかりませんが備えをする事でリスクを減らす事はできます。地震が頻発しているこの時に危機意識をもって今こそ備えを見直しましょう。
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