地震は突然襲ってきます。
ですが、大きな地震が起きたと知ってから実際に激しく揺れ始めるまでに、せめて十秒の時間があれば、頭を守るなどとっさの対応をとることで、大地震の被害をいくらかでも減らすことができるでしょう。
緊急地震速報は、最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されます。また、令和5年(2023年)2月1日からは、長周期地震動階級3以上を予想した場合にも緊急地震速報が発表されます。
地震が発生したときの適切な行動は、そのとき、その場所に応じて異なります。日頃から、いろいろな場所で地震が起こったときのことをイメージし、「今、ここで、緊急地震速報を聞いたらどう行動すべきか」を状況に応じて考える習慣をつけましょう。
—–緊急地震速報を見聞きしたときの行動—–
【家庭で屋内にいるとき】
★家具の移動や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる
★慌てて外に飛び出さない
★料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かない
★扉を開けて避難路を確保する
【人が大勢いる施設(大規模店舗などの集客施設)にいるとき】
★慌てずに施設の係員や従業員などの指示に従う
★従業員などから指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとる
★吊り下がっている照明などの下から退避する
★慌てて出口や階段に殺到しない
【エレベーターに乗っているとき】
★最寄りの階で停止させて、すぐに降りる
【屋外にいるとき】
★ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意し、これらのそばから離れる
★ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れる
【山やがけ付近にいるとき】
★落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れる
【鉄道・バスに乗っているとき】
★つり革や手すりにしっかりつかまる
【自動車運転中】
★後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、自動車運転中は、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とす
★ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、道路の左側に停止する
緊急地震速報を見聞きしても、そこで慌ててしまうと適切な対応ができません。緊急地震速報を活用して、いつ、どこにいても落ち着いて身を守る行動をとれるようにするためには、実際に体を動かす訓練をしておくことも重要です。
参考:政府広報オンライン
By W
令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまへ
令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
年末・年始は、下記の通り休業させていただきますので、ご案内申し上げます。
今年は記録的な夏日が続き、秋になっても暖かい日が多かったように思います。
12月に入り、やっと冬らしくなってきました。冬で気になるのは乾燥。そして火災です。
住宅火災では電気ストーブによる火災も多く発生しています。
ストーブのうち、最も火災の危険が高いと思うものについて質問したアンケート調査の結果、
8割以上の人が石油ストーブと回答しました。
電気ストーブは、「火を使わない」ことで火災になりにくいと思われがちですが、
実際は電気ストーブの火災が最も多く発生しています。
電気ストーブ火災から身を守るために6つの安全チェックです!
Ⅰ:外出、寝る前に必ず消す
Ⅱ:燃えやすいものは近くに置かない
Ⅲ:ストーブの上に洗濯物を干さない
Ⅳ:使わないときは電気プラグをコンセントから抜く
Ⅴ:電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない
Ⅵ:使用前に取扱書をよく読む
また、住宅用火災報知器の設置、寝具類やカーテンなどは防炎品にする等が有効な予防対策です。
2023年も師走になりました。大掃除の際には火災の火種となりうるストーブに付着した埃も取り除き、
安全に気持ちよく年越しをお過ごしください。
参考:東京消防庁HP
By W
11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」です。
東日本大震災を教訓とした「津波対策の推進に関する法律(2011年6月)」により、11月5日が「津波防災の日」として制定されました。
この日は、安政元年11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った濱口梧陵の逸話にちなんで定められました。
また、「第3回国連防災世界会議」や「持続可能な開発のための2030アジェンダ」のフォローアップのために開催された2015年12月の国連総会で、我が国をはじめ 142 カ国が共に提案し、11月5日を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されました。
南海トラフ巨大地震や日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震では、高い津波が押し寄せ広い範囲が浸水することが想定されています。
津波からすぐに避難できるように、日頃から非常持出品を準備しておいたり、避難場所・避難経路を家族で決めておいたり、アプリやハザードマップを使って避難の訓練を行ってみましょう。
By W
参考:内閣府HP
そもそも、「南海トラフ」とは、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。
南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震が発生した際の被害想定を実施しています。
この被害想定によれば、南海トラフ地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
一度大地震が発生すると人々の生活は一変してしまいます。地震大国の日本にとって「地震」は身近な災害です。【備え】をしている方は多いと思いますが、その備えが「いざ!」という時に役立つように是非、定期的な再確認をましょう。
備蓄品の消費期限は? 使い方は? 大切な人との連絡手段は? 避難経路は? ペットの防災対策は? そして・・事業主の皆様は事業継続の対策は? 平穏な今だからこそ、じっくり考えて備えましょう。
↓内閣府と気象庁が発行している「南海トラフ地震-その時の備え-」リーフレットです。是非下記をクリックしてご覧ください。
参考:国土交通省HP
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今年は関東大震災から100年。防災の日のはじまりは、1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災にちなんで制定されています。
当時は木造家屋が多く大火災が発生し多くの尊い命が犠牲になりました。また、津波も発生し甚大な被害が出たといわれています。
地震はいつ起こるかわかりません。海などの近くでは地震と共に警戒が必要なのが「津波」です。東日本大震災で発生した津波の恐ろしさが鮮明に記憶されている方も少なくないでしょう。
地震発生時に出される「津波警報」等は、テレビやラジオ、携帯電話、サイレン、鐘等、様々な手段で伝達されます。
それらに加え、令和2年6月から海水浴場等では「津波フラッグ」による視覚的伝達が行われています。
海では風や波の音などで、警報音が聞こえ辛く避難が遅れる恐れがあります。視覚でも情報収集ができるように「津波フラッグ」の存在を覚えておきましょう。
津波フラッグは、長方形を四分割した、赤と白の格子模様のデザインです。
今年は9月に入っても記録的な猛暑が続いています。涼を求め水辺に行く機会もありますね。
海に行く際は、津波避難場所のチェックと共に、「津波フラッグ」にも注目してください。
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近年「線状降水帯」による大雨が、災害発生の危険度が高まるものとして社会に浸透しています。
線状降水帯とは・・
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を線状降水帯といいます。発生メカニズムに未解明な点も多く、今後も継続的な研究が必要不可欠です。
線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあるため、心構えを一段高めていただくことを目的としており、「顕著な大雨に関する気象情報」の発表基準を満たすような線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合に、半日程度前から、気象情報において、「線状降水帯」というキーワードを使って呼びかけられます。
この呼びかけは、警戒レベル相当情報を補足する解説情報として発表されます。
大雨災害に対する危機感を早めにもっていただき、ハザードマップや避難所・避難経路の確認等をおこないましょう。
「正確な情報収集」と「日ごろの備え」で、自分や大切な人の命を守りましょう。
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参考:気象庁
このたびの大雨により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
弊社代理店でご契約手続を頂いておりますお客様からの被害のご連絡はお電話にて承っております。(しんせい保険サービス:048-992-9088)
また、弊社営業担当者よりご契約者様へ被害確認のお電話をさせて頂いております。ご不明な点などご相談ください。
お客様から直接保険会社へ被害のご連絡をして頂くことも可能です。
(AIG:0120-981-505 / 三井住友海上:(自動車以外)0120-258-189、(自動車)0120-258-365)
なお、このたびの災害による被害のご連絡で時間帯によっては、電話がつながりにくい状況となる場合がございます。
各保険会社ホームページよりインターネットから事故のご連絡も可能です。